【高雄うま飯探検隊】幸福堂のタピオカ黒糖ミルク〜〜
今回はスイーツです。
皆さんご存知の通り、台湾はタピオカが言わずと知れた大人気ドリンクなんですけど、
今パールミルクティーじゃなくて、『黒糖ミルク』(しかも黒糖を縞模様に流すのがポイント)が台湾内で大激戦なんです。
すでに台湾のショップが香港などにも進出しているようで、台湾にいるのにまだ飲んだことない私は焦り、いつもは旦那がいるときに一緒に試したいタイプなんですが、今回は自分で抜け駆けしちゃいました。
実は、私は黒糖ミルクにタピオカって、なんか甘ったるくて、なんでこんなのが人気なんだろう?ミルクティーの方が紅茶の香りがガツンと来て絶対いいのに.....、とずっと思っていたので試さなかったんです、これまで。
でも違った。
この衝撃の感想を今回はお伝えしたいと思います。
今回訪れたのは幸福堂。
実は向かいにもTIGER SUGERというライバル店がオープンし、どちらも行列でしたが、オープンしたてのTIGERはとりあえず置いといて、今回は先にできた幸福堂をレポートさせていただくことにしました。
また次回TIGER SUGERの感想をかきます!
さて、店舗の様子はこんな感じ、レトロな雰囲気で、老舗っぽい作り。
騙されてることにわかっちゃいるけど、でもやっぱ雰囲気ってなんだか重要だね!
客層は若者ばっかりでもない、老若男女。みんな流行りが好きなんだね、
台湾人ほんとミーハーだから。
10分くらい並んで、やっと釜の目の前まで来ました。
グツグツやってる!うまそう!これか。シマシマの訳は。
手に入れました。 幸福堂オリジナル 50元(日本円で約178円)
あらー良心的。やっすいね!!
底にタピオカがぎっしり。
ほら、本当にワクワクしてきた。
上は生クリームが乗ってます。
なるほど〜。
黒糖ミルクで、さらに上に生クリームときたか。
これはやっぱり旦那と半分こするべきだったな。太りそう。全部飲むのは罪悪感でいっぱいになってきた。
さて、実食。
う、なんだ、カリカリする!この上の生クリームのところ!
わかった、黒糖をバーナーで炙ってたやつだ。
手が込んでるなあ〜
下はタピオカと黒糖ミルク、上は生クリームとバーナーで炙ったカリカリ黒糖。
ただ甘いだけじゃない。キャラメルの香ばしさやタピオカのモチモチ、黒糖のカリカリ、こんなにたくさん食感があるなんて!
こりゃ従来のタピオカミルクティーとは違います。
参った。
よくわかった、みんな並んでる訳。
食感がいろいろあるから飽きなくてすぐ全部飲んじゃった。何が罪悪感だ。
むしろ満足感。
黒糖ミルクタピオカのブームは台中の夜市が発祥のようで、
最初のころは台中に行く目的がこれを飲みたいから、っていう話もよく聞きました。
高雄にあるくらいだからもうすでに台湾中どこでも飲めるんじゃないかなあ。
香港にもあるそうなので、そのうちシンガポール、日本なんかはすぐに進出しちゃうんじゃないかと思います。
台湾の商売人(“生意人”と言います)はとにかくスピード感抜群、パクリと言われようがブームの波に乗ってみんな真似しまくり、売れなくなったらさっとやめるのが定石です。あれ、あの店なくなったね、残念だったね、じゃなくて、本人は残念がる暇もなく次の商売に変わっているのが普通の台湾人でございます。